David Thayne’s Native English Gym
Weekly E-mail Newsletter Vol. 83
Hi everyone!
Is there something that you want to get good at? Maybe it’s learning a new language or becoming an artist or playing a sport or giving speeches. Whatever it is, there is only one way to improveーdo it over and over and get a little better each time.
People are all different when they are born. Some people are just naturally good at communication or music or sports. But we all have the potential to become very good at doing anything that we want to focus on. The reason we need to focus is because before we succeed, we will need to “fail” over and over.
But let’s think about the word “fail.” If you are unsuccessful at doing something and you give up, then that is failure. But if you are unsuccessful at doing something but you learn something from it, then that is NOT failure. That’s taking one more step towards success!
In most cases, the difference between the people who fail and the people who succeed is that the successful try harder and they also don't easily give up.
Remember:
When you fall, fall forward!
:D Thayne
皆さんにも、何か上手になりたい事ってありますよね?外国語を学ぶとか、絵を描くとか、スポーツをするとか、人前で話をするとか。それが何であれ、上達の道はただ1つです―繰り返し繰り返しやって、毎回少しづつ上手くなることなんです。
人は、生まれた時からみな違います。生まれつきコミュニケ―ションがうまかったり、音楽やスポーツが得意だったり。でも誰でもが、一心にやればどんなことでも上手になれる潜在能力を持っているんです。何故一心にやらなければいけないかと言うと、成功するまでには、繰り返し何度も「失敗」する必要があるからなんです。
ここで、「失敗」という言葉について考えてみましょう。もし、している事がうまくいかなくて、諦めてしまったら、それがまさに「失敗」なんです。でも、うまくいかなくてもそこから何かを学べば、それは決して失敗ではないのです。それは、成功に向けた一歩前進なんです。失敗する人と成功する人の違いは、ほとんどの場合、成功する人は人一倍熱心だし、やすやすとは諦めない、ということなんです。
今日の一言:
倒れる時は、前のめりに倒れろ
:D セイン
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
Daily English
「君は賭ける」ということは?
誰かと話していて、「絶対…してやる」と、強い気持ちを表したくなることってありますよね。今日は、そんなときに使える表現をご紹介しましょう。それは、
You bet…
という表現です。
betは「賭ける」という意味ですが、会話ではよくYou bet.、とか You betcha.(*これはYou bet you.の短縮形です)などの形にして「もちろん、そのとおり、絶対にそうだ」という意味で用いられます。
また、後にthat節を続けて、「絶対に…だ、必ず・・・するぞ」という言い方をすることもできるのです。では、この使い方の例を見てみましょう。ここではthat節のthatを省略した形にしています。会話ではこういう使い方をすることがよくあります。
会話例
A: Are you going to win the dance contest?
B: You bet I'm going to win.
A: What makes you so sure?
会話例の訳
A:ダンス・コンテストで優勝するつもりなの?
B:絶対、優勝してやる。
A:どうしてそう確信が持てるの?
ワンポイント
――もうひとつのYou bet.――
You bet.には「どういたしまして」という意味もあります。相手に何かを感謝されたときは、よくYou’re welcome. と言いますが、このYou bet.も「いいってこと」という感じで、カジュアルで使いやすい言い回しです。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
Phrase of the week
生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ。
世界で最もよく知られている劇作家がイギリスのWilliam Shakespeare/ウィリアム・シェイクスピアなら、世界で最もよく知られている戯曲は、シェークスピアの作品、「Hamlet/ハムレット」でしょう。この演劇そのものを関したことのない方も、この有名なセリフはお聞きになったことがあるはずです。少なくとも英米の人だったら、このラインを知らない人はいないはずです。今週のphrase は「超」が10個くらいつくほど超有名なハムレットのphraseです。
To be or not to be. That is the question.
生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ。
この「ハムレット」はシェイクスピアの四大悲劇の一つで、シェイクスピアの戯曲の中で最も長い作品です。原題は「The Tragedy of Hamlet, Prince of Denmark/デンマークの王子ハムレットの悲劇」といい、1600~1602年頃に書かれたとされています。シェイクスピア30代末の頃の作品です。
To be, or not to be, that is the question ― 生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ
このphrase の意味するところは、長年、無数の専門家が、無数の研究書で論じてきていますので、100%割愛させてください(数千冊の専門書を読まなければならないはめになりますので)。
面白いのは、英文では、この1行の文を読めば済むのに(もっとも解釈は無数にあり得ますが)、日本語に翻訳する際には、無数の翻訳文が世に生まれ出てしまうことです。有名なものだけでも以下の通りです。
◎生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ
◆死ぬるが増しか、生くるが増しか、思案をするはここぞかし(1882年外山正一)
◆世に在る、在らぬ、それが疑問じゃ(1909年坪内逍遥)
◆生きるか、死ぬか、そこが問題なのだ(1949年市河三喜・松浦嘉一)
◆生か、死か、それが疑問だ(1967年福田恒存)
◆やる、やらぬ、それが問題だ(1968年小津次郎)
◆このままでいいのか、いけないのか、それが問題だ(1972年小田島雄志)
日本語への最初の翻訳は
◆アリマス、アリマセン、アレハナンデスカ?
だそうです。
大阪弁ではこんな名訳も
◆やったろか~、あかんか~、ほな、どないしょ~?
この大阪弁の翻訳が、最も核心を衝いた言葉ではないかと、ほとほと感心、これ、大好きです!
ところで、
遠い昔、はるか銀河の彼方で、東京都千代田区の〇〇中学校に、ジェダイマスター・ヨーダ似の英語のフォース使いの教師がいて、ある時、ジェダイの卵である生徒たちに問題を出した。以下の文の意味を言えと。
To be to be ten made to be.
ジェダイの卵たちは培ったフォースの力で頭をひねったが全員がヨーダ似に降参した。まだまだ修行が足りなかった。
そのヨーダ似の先生の答えに全員驚愕した。
「飛べ飛べ天まで飛べ」
その後、その教師は、生徒たちの嘲りの的になったことは言うまでもない。(一部実話です)
以下は、sir Laurence Olivie/サー・ローレンス・オリヴィエ主演の1948年の映画「ハムレット」の独白のシーンです。
What's so funny? American jokes
(副音声) 答えを教えちゃうハリーもハリーだけど、それを間違えるトムもトムだよな。「どっちがぬけ作かコンテスト」やってるみたいな。
???????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????
This week's topic
クロワッサンの日(米国)―1月30日
今や、どこの町にもパン屋さん=ベーカリーの1軒や2軒あるのは当たり前、スーパーマーケットにさえベーカリーが入っていてせっせとパンを焼いています。このパン屋さんに1歩足を踏み入れると、うーむ、そのパンを焼いている香ばしい匂い(または焼きたてのパンの香りかな?)の良いこと!その香りを嗅ぐだけで美味しい気持ちで「幸せ一杯胸一杯」になっちゃいます。
「クロワッサンcroissant」はフランス語で「月形、三日月形」を意味する単語で、英語の「crescent三日月」に相当します。ああ、なるほど、そうだったのか。クロワッサンは夜空にかかる三日月だったのですね!納得!
日本では「クロワッサン」と呼びますが、英語では「クロヮサーン(トゥ)」に近く(サーンを強く)発音し、母国のフランスでは「コワサ ン」に近く(コワを強く)発音します。こんど、お近くのオシャレなパン屋さんで可愛いクロワッサンを見つけたら、鼻にかけた発音で、かわいい店員さんに「コワサ ン」と言ってみましょう。「いいえ、これはクロワッサンと言います」と丁寧に訂正されるか、全然通じないかのどちらかでしょう、きっと。
1683年、オスマントルコ帝国の強大な軍隊が、オーストリアに攻め入り、首都ウィーンの街を完全に包囲します(第2次ウィーン包囲)。 が、堅固な城壁に守られて、オスマン軍の戦力をもってしてもウィーンはなかなか落ちません。そこでオスマン軍は一計を案じ、地下トンネルを掘ってウィーン への突入を図ろうとします。ところが朝も早くから地下の貯蔵庫でパン作りにいそしむウィーンの街のパン職人たちが、穴掘りの音を聞きつけてウィーンの守備 隊に通報し、これを撃退したのでした。後にオスマン軍が撤退し、ウィーンの街が解放されると、パン職人たちは勝利を祝して、トルコの旗の新月(三日月)の 形を模したパンを焼き上げて食した、ということです。これがそもそもの始まり。それから100年ほど後に、オーストリアからマリー・アントワネットが、フランス王ルイ16世の妃としてパリに嫁入りに来ますが、この時、この三日月形のパンをフランスに紹介し、その形にちなんで「croissantコワサン」と名付けた。という伝説が、まことしやかに語られています。
最近お店で見かけるクロワッサンはひし形のものもあり、必ずしも三日月形ではないものが多いようですね。形よりあのパン生地の触感をクロワッサン、と捉えることの方が多いようです。
そ れが証拠に、さまざまなコラボが生まれ、人気商品になっています。例えばニューヨークが発信地で、日本でもミスタードーナツが販売して人気を得た「クロ ワッサン・ドーナツ(クロナッツ)」。ドーナツ型のクロワッサンと言えばいいのか、それともクロワッサン生地のドーナツといえばいいのか。(どちらでもい いです、味は一緒ですから)。そして、日本独自のものでは、「クロワッサンたい焼き」。アンコを包んだ皮がクロワッサン生地なんです!これが甘!そしてウンマ!和洋折衷の美味し さを、ぜひ一度召し上がれ。でもこのネーミング、何とかなりませんかね。9音節もあるなんて長すぎです。
パン屋さんで買った普通のクロワッサンもお手軽にいろんなものを挟んでサブウェー風にいただいてもおいしいですよね。
1月30日はアメリカではCroissant Day として祝う人は祝っています(?)。この日は朝・昼・晩、と3度の食事を全部クロワッサンに趣向を凝らしていただく人も(多いとは言いませんが)いるそうですよ。さ、近くのパン屋さんまで一っ走りして買ってこよう、「マイ・コワサン」を。まだ残ってるといいなあ。
$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$
TV Heroes of the Showa Era 昭和のヒーローたち(1)
七色仮面(なないろかめん)
ただし、悪の権化ではない。彼は正義の味方だ。フォースは使えない。彼は変装術を使う。ライトセーバーも持っていない。彼の武器はオモチャのようなピストルだ。軍隊を率いてもいない。彼は戦う時はいつも単独だ。全身黒装束ではない。彼は全身金色か白色だ(画面が白黒だったからわからない)。ルーク・スカイウォーカーの父ではない。彼はどうやら独身らしい。あの重苦しい機械音の声ではない。彼の声はもっと透き通った良い声だ。俳優はヘイデン・クリステンセンではない。彼はどうやら千葉真一らしい。彼の仮面の頭のてっぺんが、「毛が3本」のオバQみたいだ、なぜだろう?主題歌の中の「あだなす」という言葉の意味があの頃はわからなかった。「デンデントロリコ」はなおさらわからなかった。今でもわからない。今見ると何とも素朴な手作り感が満載だ。いや、正確に言うと、手作り感しかない。思わずホッとして微笑んでしまう。でも、あの当時の日本中の少年少女たちは真剣にTV画面に見入っていた。はらはらどきどきしながら、そして胸躍らせながら真剣に彼を応援した。そして正義の実現を心から祈った。とにかくあんなにカッコいいヒーローはいなかった。いや、それは嘘だ。カッコいいヒーローは他にも何人もいた。そのうちの、金色に輝く1人なのだ。彼は正義の味方、七色仮面。悪がはびこる今の日本にこそ、あなたが必要なのだ!「七色仮面、カム、バーーック!!」(昭和34年から35年まで、NET(現テレビ朝日)系列で放映)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
David Thayne’s Native English Gym
If you have any questions, please contact us anytime!
ご不明な点がございましたら、下記”david-thayne.com”までお問合せください。どうぞよろしくお願い致します。
Email: mailmaga@david-thayne.com
Website: david-thayne.com
Location: 三重県津市広明町337 eisuビル
Phone: 059-253-2631
なお、このメールが不要な方は、お手数ですが以下のようにお手続きください。①下の"Unsubscribe from emails by David Thayne E-Mail Newsletter" をクリックし→②次画面の"unsubscribe"または「登録解除」をすべてクリック→③青のボタンをクリック ①②③の処理でメルマガが解除されます。
*この処理は、今後のメルマガの配信をブロックするだけで、会員の退会ではございません。